山陰横断5泊6日の旅！ Vol.1 『松江』 その1
前回までで 2014 年秋の徳島マチアソビ遠征旅行記が終わりました。
今は 2016 年の秋ですが、2 年の間にまだまだいろいろな場所を旅行しております。
時間のあるうちにどんどん記事にして、今年中にはストックを空にしてまっさらな気持ちで新年を迎えたいものです。
というわけで徳島の次は何だったか。
2014 年秋以降となると年を越して 2015 年最初は GW を使った山陰遠征ですかね。
前回の徳島にも一緒に行った某友人に GW どっか行こうぜとお誘いをいただきまして、うーんどこかと言っても日本全国結構回り尽くした感あるよなぁどこだろうなー、ああ、山陰の方全然行ってないからそっち攻めにいこう！ということで目的地はざっくり山陰に決まりました。
今回は 5 泊 6 日の旅でした。
実は 4 月に引っ越ししたばかりで、お金ないのにそんなことやって大丈夫？という感じですが、この旅行以降いろいろと重なった結果、私の財政状況は日に日に悪化し預金残高が目も当てられない状況に...(絶望)
ちょっと人生設計考え直していかないとなーと思う今日この頃です。
さてさて、例によって社畜ごっこをやっているうちに旅行の日程が迫ってまいりました。
旅行の計画も全然立ててなかったのですが、友人が全部やってくれてました。すまねぇ。
しかし最近は自分で企画したクレイジーな旅ができてない気もしますね。しっかりバランスとっていかねば(使命感)
そして旅行初日。有給を取った平日、優雅に羽田で飛行機に乗り込む。天気にも恵まれました。
窓際席をしっかり確保。
ここはもう鳥取上空だろうか。海が綺麗。連なる山々がチロルチョコみたいで面白いですね。
弓ヶ浜半島上空。ここらへんなかなか面白い地形してるんですよね～。米子空港到着まで間もなくです。
米子空港到着。
こんなポスターを発見。Ruby エンジニアのお給料はいくらなんです！？
鬼太郎と目玉おやじがお出迎え。そういえばここは水木しげるさんの故郷なんですね。半島の先の方の境港には水木しげるロードとかもあるらしいけど今回はパス。
さて、現在時刻は 16:30 を回ったところ(予算的な都合で午後の便です)。とりあえず本日の宿泊先である松江に向かいたいが、どうやっていくのだろう(事前調査なし)と辺りを適当に歩き回っていると、JR 米子空港駅というのを発見。乗り換えを調べて、よし、ここから松江駅に向かう。
JR 松江駅に無事到着。コナンラッピングな電車が停まってました。そうそう、青山剛昌さんの故郷も鳥取なんですね(※現在地は島根)。
来たぜ縁の国。そうか、出雲アピールなのね。
ホテルに直行する前に、なんか観光名所とかないかなーと思って観光案内所に突撃してみるも、しまったな、ちょうど閉まったところだったようだ。
と、おや、なんか夕日のご案内とか貼ってある。ほむほむ、宍道湖(しんじこ)というところは夕日がきれいなのか。お、ここから歩いていったら時間もちょうど良さそうじゃないか。行ってみよう。
松江駅から15分ほど歩いて、宍道湖の夕日スポットのひとつ、白潟公園に到着。夕日は見えるかな？
パ、パーフェクト Ruby......
図らずも、遠征初日からこんなに美しい夕日が見れるとは...。
しばらく立ち尽くして、ゆっくりと湖の向こうに沈んでいく夕日を眺めていました。
よし、そろそろホテルにチェックインしよう。公園をあとにします。
10 分ほど歩いてホテルに到着。今回のホテル、また直前に取ったんですが、お手頃価格の割に綺麗だし、レトロでオサレだし、何より(大浴場はないけど)部屋のシャワーから温泉が出てくるというのが非常に良かったですね。また松江に来たときは同じホテルを利用させていただこうと思っています。
疲れたのでしばらく部屋で休憩したのち、夕食を食べに外出します。ホテルが提携している御食事処がいくつかあるとのことで、よさげなところをフロントで教えてもらった。
また夜の松江をしばらく歩いたところで、目的の御食事処に到着。したが、あれ、ここでいいんだよな？名前は合ってるっぽいが、若干一見様お断りの地元民御用達の飲み屋感があるが大丈夫だろうか...とりあえず入ってみる。
中は結構混み合っていた。やはり地元のサラリーマンが何組か来てわいわいやっているようだ。私はお一人様ということでカウンターへ通された。両隣にもお一人様。若干そわそわするが座る。
さて何を食べよう。お手頃価格(1200 円くらいだったかな)の定食があるな。これにしようそうしよう。あとせっかくなので現地のお米ジュースをいただくとしよう(恒例)。
おおーこいつぁ最高に美味そうだぜ！一人でこんな晩餐楽しんじゃっていいんですか！？いいんですか！？
結論から言うとめちゃくちゃ美味かった。魚介がひたすら美味い。なるほど、堺港で捕れたお魚を直接仕入れて出せるのですな。新鮮新鮮。
しかしなんなんだこれは...この「しじみ汁」は...！？しじみがでかすぎる。大げさだけど小さい牡蠣という感じある。めちゃくちゃジューシー。そういやいつか TV で見たことあるな...潮の流れがなんとかで宍道湖のしじみが巨大化したとかんとか。
そしてこの日はお食事を楽しみつつ、両隣にいたお一人様といろいろとお話をすることもできました。
私より一回りくらい年上の男性はぼくと同じく一人旅でここまで来て、昨日から松江に滞在してるそうで。ぼくはさっき着いたばかりと話したら「初日でこの店引き当てるとはついてるね！」と。いやはや、本当に当たりでした。夕日も見てきましたーと話したら、昨日見たときはもやがかかっていたとのこと。結構もやがかかってくることが多くて、今日みたいに綺麗に見れるのは珍しいらしいんですね。いやーやっぱりめちゃくちゃついてるなこの旅。
もう一人の定年が近そうなおじさんも一人旅でここまで来たとのこと。少し前に奥様に先立たれて、ひとりになってからしばらくは落ち込んでたけど、工場のやつらを放り出すわけにもいかないし(社長さんだそうです)、まだまだ頑張ってるんだとか。で、たまには旅行もっつって工場を下に任せて出てきたんだと(笑)。うーん人生いろいろですな...。深みがある。
そんな感じで地元の美味しい魚介にお米ジュースを頂きつつ、一期一会なひとときを感じながら、更けていく松江の夜を楽しんだのでした...。
こういうのも悪くないね。
[次回へ続く]
- 作者: Rubyサポーターズ,すがわらまさのり,寺田玄太郎,三村益隆,近藤宇智朗,橋立友宏,関口亮一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
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