春の大英帝国遠征スペシャル!~ヨーロッパに行ってみた~ Vol.4 - コッツウォルズ編③ 『サイアンセスター』
随分期間が空いてしまいましたが前回の続き。のろのろと書き始めます。
さて前回、イギリスで最も美しい村と言われるバイブリーの村を見てきました。バスの乗継で混乱があったものの何とか辿り着き、目的のキングオブブリティッシュクソ田舎の風景をこの目に焼き付けることができたわけです。生きててよかった。
しかしあれですね、美瑛の時といい、本当に美しい風景を目の当たりにするとテンション上がりすぎて何書いてるか分からなくなりますね。なので今回はもう少し落ち着いた感じで進めていくよ。
本日最終便のバス(16時台。早い)でバイブリーを離脱して揺られること約15分。サイアンセスターの街に到着しました。本日はこの街に泊まります。
サイアンセスターのマーケットプレイスにバスが到着。これまで見てきた小さな村と違い、サイアンセスターはそれなりに規模のある「街」という感じです。人もたくさんいて賑やか。
このマーケットプレイスに並ぶカラフルな建物たちと、ひらひらした旗、そして立派な教会が特徴的なサイアンセスター。そう、ここはきんモザ第1話でシノとアリスが遊びに来てた街ですね(やっぱり今回もきんモザだよ!一本取られたよ!)。
いや、きんモザというかね、北コッツウォルズと南コッツウォルズを結ぶ中間地点にあって、それなりに栄えてるから泊まるのにちょうどいいかなーと思ったんですけどね。
バスで南下して来てるんですけどね、
明日バースとか南の方も行くんですけどね、ちょうど北を回ってきてそろそろセーブポイントが欲しいぞって時にいい感じの街が現れるわけですね。これは便利です。
いやーしかしこのサイアンセスター、きんモザに出てきてたからどんなところなのか軽く確認しておきましょうねーついでに泊まりましょうねーくらいの気持ちだったんですが、予想以上に楽しい街だった。タイプは違うけどバイブリーと同じくらい楽しめたんじゃなかろうか。どんな街なのか紹介していきます。
まずねー街並みがもうなんというか既に賑やかなんですよね。なんかお祭りっぽく旗が吊るしてあったりさぁ、建物がカラフルだったりさぁ、非日常感があるんですよ。心がぴょんぴょんしてくるよぼくは。
ロンドンと違って(失礼)街を歩く人々もみんな楽しそうで、どこか心が浮ついた感じがあってとても好印象。
そしてこの街のシンボルの教会。
外見だけじゃなく、内装もとても立派。やっぱり街の規模がでかいと教会もでかくなるんすねー。荘厳。重厚感がある。
あとなんかよくわからないんだけどうさぎを祀り上げてるっぽいんですよね。ところどころで宗教チックなうさぎのオブジェを見かける。ごちうさかな?
こういうやつ↑
内装が本当にオサレでハリーポッターに出てきそうなんだよなぁ(Google先生のおまかせビジュアルでいつの間にかオサレな写真が!↑)
あとですねーやはり建物がどれもこれもオサレで街には異国情緒とか非日常感とかそういうのが溢れてるんですけどね、それでもあまり「観光地」っぽくないんですよ。結構、生活感があるんですね。
歯医者があったりさぁ、
1ポンドショップがあったり、
広場があったり、
何と言いますか、非日常の中に日常が溶け込んでるんですよね。この、歴史を感じさせる建物の中に入ってるのがなんかの老舗とかじゃなくて、普通に電化製品売ってる店だったりするのがね。ここで暮らすのすごい楽しそうなんですよ。最近これだ!って思ったんですけどね、まさにごちうさのあの街のような感じ。バランスがいいんだよね、バランスが。
いやー完全に気に入りましたサイアンセスター。とてもいい。ここへ来るまでに緊張の連続だったからなんかもう砂漠に突如として現れたオアシスって感じですよ。そう、オアシス。この街はコッツウォルズのオアシスなんだ。
さて、そこらへんをふらふらと歩いて、サブウェイを見つけたので軽くサブウェイして、そろそろ本日宿泊のホテルへと向かうことにします。
マーケットプレイス(中心部)から15分ほど歩きます。ちょっと遠い。
途中小さな教会がありました。なかなかのとんがりです。
ホテルに到着。わりと近代的なホテルです。こっちに来る前はどこかのマナーハウスに泊まって貴族気分を味わおうとか思ってたんですが、コストとスケジュールの都合でそちらは断念。シンプルなビジネスホテルになりました。
しかしロンドンのホテルがわりとぼろかったのもあると思うんですが、アメニティも揃ってるし、建物も部屋もきれいだし、なかなか快適なホテルでした。コストの関係で1日目で一度ロンドンに戻って、2日目またコッツウォルズに来ようとかも考えてたんですが(鉄道の往復料金クッソ安いから)、なんだかんだ泊まり入れてよかった。いい街にいい宿。いい旅夢気分です。
ホテルの従業員の方も非常に親切な方でした。サイアンセスターに来るのは初めて?って言って観光地とかいろいろ教えてくれて、夕食どこで食べるか考え中って言ったらここの通りにはインド料理があってこっちにはイタリアンがーとかも教えてくれました。田舎のブリティッシュおばちゃんはとても親切。
こちらのホテルは今回エクスペディア経由で予約したんですけど、特に問題なくスムーズにチェックインすることができました。料金はカードで事前に払えるところもあるらしいんですがこちらのホテルはチェックアウトするときに払ってくださいとのこと。いやーエクスペディア初めて使ったんですけど便利ですね。こんなに簡単に宿取れるなら旅行会社に高い金払う必要もない。今度から自分で飛行機のチケット取って宿予約するスタイルでいこうと思います。
さて、部屋に荷物を置いてちょっと休憩したら、夕食を食べに行きます。また中心部の方へ戻るよ。
もう夜の7時半とか8時くらいなのにまだまだ明るい。そいやイギリスって北海道よりも全然緯度が高いんだよね。
しかし夕方くらいまで人がたくさんいたのにいつの間にか全然いなくなってる。サイレントヒルのにおいがぷんぷんするぜ...
本日の夕食はイタリアンレストランで。友人がトリップアドバイザーで調べて評価の高い店を見つけたので行ってみることにしました(海外Wi-Fi持ち歩いてるので大きい街では3Gでネット繋がります)。入り口がどこだか分からなくてふらふらしてたら隣の店のコックさんと思しきおじさんがそこだよ!そこ!と教えてくれました。おじさん客取られてるけどありがとうね。
ピザとかパスタとか。あとワインも頼んじゃいました。味はまぁ普通なんだけどイギリスにも普通に食える飯があるんだなーと思いました。というかあれだね、イタリアンとか、イギリス料理じゃなければたぶん大丈夫なんだな(イギリスに「料理」と言えるものが存在するのか知らないが)。一人1500円くらいでしたがまぁ安い方だろう。
店の中結構人が入っててなかなか賑やかでした、通りには全く人が歩いてなくてみんなどこ行っちまったんだ!?って感じだったんですが店の中に入ってたんすねー。お金持ちっぽい家族が多かった。あと店員さんが美人&イケメンで接客も非常に丁寧でした。面白い、この街本当に面白い。
さて、ちょっと食べ過ぎてしまいました。そろそろホテルへ戻りましょうねー明日も早いのでね。
うーんやはり外は全く人がいない。サイレントヒルだ。レストランで食べてた人たちは一体どこに帰るんですかねぇ...謎だ。
で、例によってホテルに戻ってシャワー浴びて寝ました。これにてコッツウォルズ遠征1日目が終了。長かった...疲れた...。
2日目はコッツウォルズの南の方を探検していきます。次回はたぶんバース。
[次回へ続く]
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