青春18きっぷで行く!夏の信州てくてく歩き ~私たちも歩いた~ Vol.1 『諏訪』
更新が遅くなってしまいましたが今年も夏の遠征に行ってまいりました。だんだん寒くなってきたので夏の思い出に浸りながらそろそろ書き始めます。
イギリス遠征の反省会で鹿児島・種子島・屋久島あたりに行くかもということを言っていたのですが、結局長野に行ってきました。こないだ海外行ったばっかだしお手軽価格で遠征しようと思っていたのですが飛行機のお値段が結構お高い。じゃあ行き先どうしようなーおれもなーというところで、ああ、じゃあ久し振りに青春18きっぷ使うか、どこいこう、ああそうそう千畳敷カールに行こうと思ってたんだ、あそこなら鈍行で行けるな、でも千畳敷カールだけだと時間余るな、ああそうだせっかくだから青春18きっぷで長野一周する感じにしようそうしよう、ということで行き先が決定した次第。
千畳敷カールとは何なのか。ちゃんとした説明はこちらの公式ガイドを読んでいただくとして、まぁつまり高原のお花畑的なあれです。母が花とか植物が好きな人で、千畳敷カール行きたいわー行きたいわーと言っていたのを聞いていたので存在を知っていたのですが、最近ちょっとそういう日本の美しい風景ハンターな欲求に目覚めているところもあり、私の行ってみたい場所リストにも入っていたのですな。そしてここは有り難いことに電車&徒歩でもいけるという好アクセス。ついでに夜は星が綺麗らしいので星空が見れればなおよし。
というわけで千畳敷カールを目指しつつ長野を鈍行でぶらりと歩いてみようという感じになりました。
で、8月下旬に休みをとって、例によって出発直前に行き先が決まったまではいいのですが、どうやら旅行中はほぼ毎日雨が降るとの予報(がーんだな出鼻をくじかれた)。出発前日になっても予報は変わらず(というか悪化していった)、こりゃ千畳敷カール行ってもなぁ、というかロープウェイ止まるかもしれねぇなぁなどと考えていたのですが、まぁ微妙な天気なのでとりあえず長野方面には行ってみようと思いました。
一気に東京から千畳敷カールまで行くとなるとちょっと時間がかかる。ならまずは諏訪湖あたりでストップかなー、お、ちょうどよさそうな宿がある。天気だめだったらこの宿でスマホいじってごろごろしてよう(怠惰)ということで、諏訪の宿を予約。適当に荷物をまとめて、翌朝10時くらいに家を出ました。今回はやる気がないのでかなり遅い出発です。
新宿から中央線に乗って、西の方へ進んでいきます。この道は清里行くときにも使ってるので慣れたもんです。ほげーっと揺られていく。
あ^~日本のクソ田舎なんじゃ^~(イギリス遠征で精神が疲弊している)
3時間くらいで小淵沢に到着し、諏訪方面に行く電車に乗り換え。雨はまだ降ってないけどやっぱり天気良くないなぁ。
あれ、なんか明るいぞ!
たくさんの風鈴が出迎えてくれた。夏休み感出てきたぞ!
石仏、そういうのもあるのか。
おお!思ったよりも天気が良い!青空も見えてる!
周辺情報を確認。観光案内所は定休日ということなので駅前の地図を見てみる。諏訪については諏訪湖と諏訪大社くらいしか事前情報がないのだが、歩くのも結構面白そうだ。
まずは今日のホテルへ向かう。諏訪大社のすぐ脇にあるホテルらしいので、荷物置いたら諏訪大社行ってみよう。
ホテルに着いてチェックイン手続きを済ませる。昭和感がぷんぷんするホテルだけどなかなか立派なホテルじゃないか。諏訪湖も見えるしよいぞよいぞ。
部屋は「わけあり四畳」。私のような金のない若者のためにこういう部屋も提供してくれているのだ。いいね、落ち着く。
チェックインの時にドリンク無料券を貰った。一階のカフェでオレンジジュースをいただく(なんか東京ち○こ倶楽部さんの写真みたいになってしまった)。
さて、そろそろ諏訪大社へ行ってみよう。雨も降ってきちゃうしね。
ぬこがいた。後ろにいる私の気配に気づきビクッとするんだけど、一応動物なんだからもうちょっと早く気配に気づいてほしいなぁと思う。
ぬこが現れた。
ついついぬこに構ってしまうがそんなことをしてると雨に降られてしまうので先へ進む。
諏訪大社到着。そういえば諏訪大社ってあのでかい丸太に乗って坂を滑り落ちる祭りのイメージしかなくて、ちゃんと建物を見るのは初めてだ。縄が立派である。
裏手にもう一つ建物があった。こっちの方が装飾とか立派な感じだ。
しかしここ広くていいなぁ。
で、私これ知らなかったんですが、諏訪大社って4ヶ所に分かれてるのね。今見てきたのが下社の秋宮。で、この秋宮から北西に向かって20分ほど歩いたところに下社春宮があって、上社の本宮と前宮がちょっと離れて南の茅野のほうにある。公式サイトにいろいろ書いてあった。てことで近くの春宮まで歩いてみることにする。
秋宮前。坂のある風景はよい。
春宮に向かって歩いているとちょいちょいこんな感じの歴史のある宿がある。
古墳があると聞いてちょっと寄り道。なんだか諏訪というところは大社とか天皇家とか古墳とか、歴史というかスピリチュアルな何かを感じさせる土地だ。
住宅地の中にあるんだけど、こんなん秘密基地にしてしまうわ。
温泉宿がずらりと並んでる。下諏訪宿つって、中山道の宿場だったらしいです。
あと竜の口から水出してるところが多い気がする。つまり龍脈か。
慈雲寺まできた。こんな階段見たら上るしかないよなぁ?
いい空間美だ。
なんか知らないけどありがたい滝。
ちょっと高いところまで来た。これはなんかの聖地になりそうな感じだ。
春宮に到着。こちらは秋宮とは違って人の気配が全然ない。まぁ賑やかなところからはちょっと離れたところにあるのであまり観光客も来ないのだろう。あと今日平日だし。
春宮のすぐ脇に川が流れていて、その中ほどに浮島がある。浮島という不思議ワードを聞いて行かないわけにはいかない。
といっても特に珍しそうなものはなさそうな感じだ。しいていえば地元の中学生と思われる少年たちが体操着で魚釣りしてた。よい夏休み感だ。
浮島を出る。で、近くに例の万治の石仏があるらしいので見て行くことにする。
川の上流へ。マイナスイオン的なものを感じる。
ふむ、これが万治の石仏か。うーん...
岡本太郎が絶賛したらしいんだけど、ギャグとしか思えないんだよなぁ...
そう...
んじゃそろそろ散策終えて帰りますかねー。湖畔まで行ってる時間はないかなぁ。
コスモス咲いてた。もう夏も終わりなんだよなぁ。
ホテルへの帰り道は雨に降られてしまった。が、レインコートはちゃんと持ってきている。なんだかこうしてレインコート着てひたひた歩いてると旅感出てよい。スナフキンみたいだ(余談だがレインコートって傘よりよっぽどスマートで機能性に優れているなぁと思い始めている。日常的に使える感じのレインコートが欲しいところだ)。
そしてホテルへ着いたらちょっと休憩して夕食。
宿でこんな立派な夕食をいただくのは初めてではないだろうか。学生のとき素泊まりばっかりだったし。こういうのができるから学生に戻る気は起きないんだよなぁ。
肉もうめぇ!
食事を終えてしばらく休憩したのち風呂へ。ひとりで露天風呂占領してほげーっとしました。実によい、実に旅充。
そして夏の諏訪湖といえば諏訪湖花火大会。これもわたくし知らなかったんですけどこの時期って毎日花火上げてるんですね。で、フロントの方に花火が上がる時間を教えていただいて、その時間にホテルの庭で待機。上諏訪で上げてるみたいだけどここからでも見えるとのこと。さっきまで降ってた雨も止んでるしたぶん上がるだろう。
小さいけど見えた。た~まや~
10分ほど花火を堪能して部屋に戻りました。いやはや、雨予報でどうなることかと思ったけどなかなかよい旅の滑り出しです。明日晴れてるといいなーとか考えながら眠りにつく。
というわけで信州てくてく歩き、一日目が終了。明日は千畳敷カールへ向かいます。
[次回へ続く]
※諏訪に向かう電車の中で諏訪について調べてたらこんなアプリを発見したのでとりあえずインストールした。地方もいろいろな取り組みがあるなぁ。
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