春の大英帝国遠征スペシャル！～ヨーロッパに行ってみた～ Vol.8 - 首都攻略編『ロンドン』

前回の続き。

イギリス遠征5日目です。明日はもう飛行機に乗って帰るだけなので、実質今日が最終日となります。

今日はロンドンの街を練り歩きます。イギリス遠征と言いながらほとんど首都を見ていなかったので最後に見てから帰ることにします。

このイギリス遠征、初日にロンドン着いてからコッツウォルズ遠征したりドーバー海峡渡ったりとなかなか無茶なスケジュールを実行してきました。最終日くらいは近場でのんびり過ごすとしましょう。

午前7:30。昨日は久しぶりにぐっすり眠れた。まずはEnglish Breakfastを食す。朝から甘ったるいものばかり食べるのはなかなかつらいものがある。クロワッサンは美味かった。何気にこのHISにとってもらったホテルで朝食食べるの初だったりする(朝食の時間前に出発していたりコッツウォルズのホテルにいたりした)。

適当に準備をして8:30くらいになったら出発。

今日はまず、友人がミュージカルのレ・ミゼラブルを見たいということなので、その当日券を買うべくピカデリーサーカスとかそこらへんに行きます。

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ロンドンの中心部っぽいです。

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地下鉄でレスター・スクエアに来た(もう乗り換えで迷うこともない。さすがに慣れた)。チケットの安売りをしているところがあったんだけど、そこでは本日のレ・ミゼラブルのチケットは取り扱っておらず、結局本家(実際にミュージカルやってる劇場)の方に行ってお買い求めることになった。

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まだ当日券発売開始まで時間があったのでしばらく待つ必要があったのだが、チケットは友人にお任せしてよいとのことなのでしばし単独行動をする。

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うーんやはりロンドンはきれいでいいなぁ。パリはうんこだったからなぁ。

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中華街発見。

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中華街どこにでもあるなぁ。ほんとにこの人たちはたくましい。

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まだ朝早いのであまり人はいない。

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オイスターカード(地下鉄・バスのICカード)の残高がわずかとなっていたので駅に降りてチャージ。自動券売機にクレジットカード突っ込んだら一瞬でチャージ完了。やっぱり先進国は違うぜ！

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明るい街だなぁ。パリがあれだったので安心して歩けるということに喜びを感じてしまうね。

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ヨーロッパの先進国いいなぁ。

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コヴェント・ガーデンまで来た。ここはたしかロンドンに住んでいた友人がおすすめしていた。

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なるほど、オサレな街だ。ここらへんは後でじっくり見て回るとしよう。

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黒い電話ボックス...！？ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ...

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当てもなく街を彷徨う。雨上がりの路地いいっすねぇ。

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ナショナルギャラリーまで来た。中には入らない。

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ギャラリーの前にはトラファルガー広場。1805年のトラファルガーの海戦の勝利(ナポレオン倒したやつ)を記念して作ったんだとか。ネルソン提督のヴィクトリー号はすごく強い(適当)。

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馬車が通った。モリアーティ教授かな？

さて、テムズ川とかビッグベンの方まで行ってみようかと思ったけどそろそろ時間。友人のところに戻って合流。

ミュージカルのチケットは立見席のものしか残ってなかったのでそれを購入したとのこと。12ポンドくらいだったかな。あんまり興味がないので私にはそれくらいがちょうどいい。

ただいまの時刻10:30。昼までまだ時間があるので一ヶ所くらい見て回れるな。近くに大英博物館があったので歩いて行ってみることに。

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大英博物館は「つまらない」とか「記憶に残らない」とかいろいろ言われてるのであまり期待はしてないけど、せっかくなので入ってみる。無料だし。

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結構広い。

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うーんしかし...

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たしかにいろいろ置いてあるんだけど、ほんとにもう世界中から掻き集めてきた(盗んできた)珍しいものが適当に並べてあるっていうだけで、なんか全然印象に残らないんだよな...。なんらかの物語に沿って展示が行われているわけじゃないからか。うーんもったいない。

昼になったので昼ご飯を食べに行きます。例によって友人がトリップアドバイザーで見つけたお店へ。

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地中海料理8ポンド(ランチ)。うん、ここはなかなか美味かった(ペンネ頼んだ)。イギリスにもちゃんとしたレストランがあるんだなぁ。地中海料理屋だけど。

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Bistro1、おすすめです。チェーン店でロンドン市内に何軒かある。

昼ご飯をすませたら先ほど通りかかったCovent Gardenへ。

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ここはあれだね、三井アウトレットパークみたいなあれだね。広場でピエロ？がなんかやってたりしてとても賑やかなところ。平日だからこれでも少ない方なのかな。

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でっかいフライパンで料理してたり。楽しい。

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ムーミンショップあった。テンション上がりますよー。

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露店が軒を連ねる。ユニオンジャックのパーカーとかあったら買おうと思ったけど見つからなかったね。残念。

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すぐ近くに教会があって、そこのトイレを使うことができる(有料)。パリと違ってとてもきれい。

うん、コヴェントガーデンなかなか楽しかった。WHITTARDが入っていたのでお土産買いました。実家にココア(紅茶は飲み飽きてるそうなので)と、おばあちゃんが欲しいと言っていたティーストレーナーを購入。見つかってよかった。

次はハロッズへ。特になにがあるわけではないけど有名なデパートに行ってみたかった。

GoogleMapで場所を調べて、最寄りの駅まで地下鉄で移動(ナイツブリッジ)。

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来た。でかい。

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いやーハロッズすごいな...なんかもうデパートっていうかもはや「城」って感じ。最近新宿の伊勢丹も新しくなってたけどあんなもんじゃないわ...格が違いすぎる。

食料品売り場でジャム買いました。結構お安い。レジにジャム2つ持っていったらおばちゃんが「2つ買うともう1個つくのよ！そっちにあるから好きなの持ってきなさい！」って。いやーありがとうございます。ハロッズでジャム3つも買っちゃいました。なおこのジャムには衝撃の結末が...(3日ぶり2回目)。

さて、あとはもうミュージカル見るだけかな。時間に余裕があったらハイドパークとかノッティングヒルとか行ってみたかったんだけどちょっと無理そう。歩き回ったので体力的にもきつい。

とりあえずおみやげたくさん買ったので荷物を置きに一旦ホテルへ戻る。

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そいやわたくしウィンブルドンってどこにあるのか知らなかったんですけど、普通に地下鉄で行ける距離にあるんすね。中心部からはちょっと離れててまぁ「郊外」ってことにはなるのかな。これは弾丸ウィンブルドン観戦ツアーありですよ。

ホテルに戻って荷物置いて一息ついたらまた中心部へ舞い戻る。ピカデリーサーカスへ。

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午後6時過ぎくらい。アフター5で人が続々集まってきてますよー。

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ミュージカルの前にぱぱっと夕食を済ませる。店がなかなか見つからなかったのでBistro1へ(昼とは別の場所)。

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肉頼んだら皿の半分がマッシュポテト...うーんこの...

夕食を済ませたら劇場へ。

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JP BOOKS? 私、気になります。

劇場がたくさん並ぶピカデリーサーカスはイギリスの文化の中心という感じがしました。まだ19時くらいなのにみんなバーの外で立ってビールを飲んで談笑している。そうか、こうやって飲んだ後にみんなミュージカル見に行くんだなぁ。私ミュージカルって美術館とかと同じレベルの文化だと思ってたんですけど、ここイギリスでは相当深いところまで根付いているんですねぇ。勉強になった。

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劇場の中に入ってチケット渡すと中に通された。立見席なので一番後ろ。うん、意外と見えるもんだなぁ(余談だけどごちうさで出てきた映画館はここらへんのミュージカルの劇場をモデルにしていると思われる。外観の写真撮るの忘れた)。

しかし私レ・ミゼラブルってストーリー知らないんすよねぇ。何年か前に日本でも映画やっててみんな感動した！つって盛り上がってた気がするけどスルーしてしまったのよね。友人も知らないのに「ストーリー知らなくても絶対感動するんだって！」って。わたし絶対感動しないと思うんだよなぁ。世俗的なものに興味がないんすよ。時代はクソ田舎ですよ。まぁ社会科見学のつもりで見るとしましょう。

照明が消えてミュージカルが始まった。柵に肘をつきつつほげーっと見る。まず第一に歌が上手い。役者の歌声がホールに響き渡る。はー人間ってこんな素晴らしい楽器になるんだなぁと感心する。

しかし第二に英語が全く分からない。歌ってると余計に分からない。うーんこれは...途中で寝ちゃいそう。ロリコンのおっさんが「コゼット！コゼット！(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ」って言ってるのだけは分かった。

英語がわからないのでストーリーもよくわからない。「ストーリー知らなくても感動するよ！」って言ってたけどとても感動まで行き着くことはできそうにないんだよなぁ。歌は上手いけど。まぁとりあえずあれだ、ロリコンがたくさんいて、みんな大体不幸だけど最終的にみんな幸せになるとかそんな感じの話だろう(炎上不可避)。

うーんしかし今日も何だかんだ歩き回って疲れたなぁ...明日はついに帰国か...長かったような短かったような...壮絶なサバイバルだった...なんか...だんだん...眠く...なって....きた...が...ま...

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世界中を旅したデス

金銀財宝　ドキドキの毎日

けれど今はもうどきどきしない

我ら七つの海を支配する海賊だ

世界には果てがあると知ってしまった

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気付いたら役者が舞台に勢揃いしてなんかくるくる回っててエンディングになってた。

ああ、レ・ミゼラブル、とても面白かったね。特にコゼットが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙なしでは見られなかった。本当に感動した。