徳島マチアソビ視察旅行記 ~あれは2014年秋のこと~ 二日目
\前回のラブ○イブ○ンシャイン/
最終日に台風直撃の予報が出る中、運営は3日間の日程を2日間に圧縮してマチアソビを決行した!運営の熱意に煽られて徳島上陸を強行したぼくだけど、果たして休み明けに無事に出社することができるのか!?
3日間のイベントを2日間に凝縮。しかも、予定していた殆どの催しはやりきる! やりきるんだ!
— 近藤光(ufotable) (@hikaruufo) 2014年10月10日
そのことにより、濃く熱いイベントを目指す。
これが主催者側の意思となります。
(続く
結果、皆さんから「やってよかった」「満足度の高いイベントになった」と言ってもらえるよう、進行していけたらと思います。皆さんのご協力とご理解をお願いできればと思います。
— 近藤光(ufotable) (@hikaruufo) 2014年10月10日
本当に本当にいいイベントとしましょう!
宜しくお願いします。
マチ★アソビ 総合プロデューサー
近藤光
うーん私もこんな熱意を持って、みんなに喜んでもらえるようないい仕事をしたいものです。
というわけでまた随分空いてしまいましたがマチアソビ視察旅行二日目になります。
鳴門のビジネスホテルにて起床。
朝食は和食を選択。イギリスから帰ってきてからというもの、どうも和食多めなぼくです(イギリス行ったのはこの年のGW)。はちみつショックから抜け出せてない。
さて、マチアソビ最終日が始まりました。本日も楽しんでまいりましょう。電車で徳島市内へ向かいます。
まずはアイマストークイベントが行われる徳島市立文化センターへ。さすがの人気コンテンツということで人で溢れかえっていましたがなんとか参加権を獲得。
本当は眉山山頂で行われる予定だったけど台風の影響で急遽場所を変更した模様。
トークイベントの前座としてまずはアイマス宣伝プロデューサー高橋祐馬氏によるピアノリサイタル。へ~アイマスの曲のピアノバージョンとか聞いてみたいっすね~と思ってたらまったくの素人とのことで、お願い!シンデレラと M@STERPIECE を片手で一生懸命弾いておられました。会場のみんなも手拍子したりサイリウム振ったり「がんばれ~」と声援を送ったりして心のあたたまるひとときでありました。
そして中の人達のトークイベント。中村繪里子さんに浅倉杏美に下田麻美さんがいらっしゃいました。あずみんかわいいよあずみん(2回目)。昨日とくしまアニメ大使に任命された中村さんが大使としてすべきこととかを考えてました。面白かった(こなみかん)。
最後は中の人達のライブ。曲は虹色ミラクル。ああ、この電撃徳島旅行も終わっていくのだなぁ...としんみりするなど。まだあわてるような時間じゃない。
アイマスのイベントが終わって会場をあとにします。次はどこに行くかーと予定表を眺めつつ街を歩き始める。
川沿いの公園ではコスプレやってました。金剛コス可愛いですね~
商店街の方には何やら人だかりが。ラジオの公開録音をやっているようです。人が多すぎて全然奥のほうが見えない状態になっていたのですが、なるほど、あそこにおられるのはあやねるに洲崎綾さんじゃあないですか!シドニアの光合成ラジオですね。あやねるかわいいよあやねる(節操なし)。あと洲崎綾さんのあのハキハキとした喋り方ってぼくすごい好きなんですよね。なんか癖になる。はるか遠くにいるので何やってるのかいまいちわからなかったけど耳がとても幸せでした。
新町橋東公園のステージではシンガーソングライター皆谷尚美さんの弾き語りライブ。実は直前まで名前見ても誰だかわかってなくて、あれ、どっかで名前見たことある気がするな~と思ってググってみると「ああ!劇場版 CC さくらの ED 歌ってた人だ!」となった次第。徳島出身だそうです。座って何曲か聴いて、最後はあの曲来るのかな~来てほしいな~と思ってたらやはり来ました、「遠いこの街で」。ああ、心に染み渡る歌声とメロディー...。本当にこの街に来てよかったなぁ。マチアソビ、とてもよい。
ライブが終わって、そろそろお昼時になってきたところで、せっかく徳島に来たんだからあれ食べなきゃねーということでレッツ徳島ラーメン。
徳島ラーメン東大。若干人が並んでました。前に並んでたカタギじゃなさそうな男性2人が「なんか人多くね?」「アニメのイベントらしいっすよ」とか話してて、なんだかくすぐったい気持ちになりました。
どんな味だったかいまいち思い出せないんだけどすき焼きみたいな濃い目の味がしたはず。卵がおかわり自由というのがすき焼きっぽくて面白い。
再び市内散策。
おへんろはいいぞ。おへんろの曲を皆谷尚美さんが書き下ろしてたりするのですね。地元の食材を使いましたーみたいな感じでなんかいいですね。
最後は新町橋東公園に戻ってきて、民安ともえさんのバンドのライブを聴く。会場全体を全力で盛り上げてて、川の向こう岸で手拍子するぼくらにも気を配ってくれたり、通りかかった船も一緒に盛り上がったりで、本当にこの徳島の街が一つになってお祭りを楽しんでいるような気分になりました。非日常をすごく感じた。
さて、まだまだ最終日のイベントは続くけど、今日のホテルに辿り着くまでの時間を考えるとそろそろ離脱しなければならない。すごく名残惜しいけど、早めの離脱。
一緒に回ってた友人(このときは徳島在住)とも徳島駅で別れて、私は一人鳴門へ向かう。そう、2泊目も鳴門です。徳島のホテルは取れなかったょ...。
鳴門駅到着。
すごく...クソ田舎です...(歓喜)
駅から宿まで30分ほど歩きます。気が狂ってるので1時間くらいまでは普通に歩く。
の前に、明日の徳島あわおどり空港までの交通手段を確認(事前に調べてなかった)。徳島駅からバスかなーとなんとなく思っていたんですが、電車やらバスやらを組み合わせても、それぞれの時間の都合で乗る予定の飛行機に間に合わない模様。しまったなどうしようと思ったが、そうだ、ホテルからタクシー呼んでもらえばいいかと気づいたのでとっととホテルへ向かうことにする。日も暮れそうだし。
四国の端っこを黙々と歩いて行く。いいね~やっぱ旅はこうでなくちゃあ。
うーんこういう階段ね~登ってみたくなっちゃうんだよね~。だが日没まで時間がないので我慢して先を急ぐ。さすがにこんな人気のない見知らぬ地を暗くなってから歩きたくないからね...。
絶対観光客の歩くところじゃない。圧倒的アウェイ感。(だがそれがいい)。
神社で子どもたちが遊んでた。こんな辺境にも新たな命が育まれているのだなァ...(失礼)。
海に出た。波の音、海を照らす灯台の灯り、迫りくる台風の気配、プライスレス...。
海に出たということはホテルが近いはず...と思って周囲を探してみるがなかなか見つからない。しばらく探して、あれ、もしかしてあの空き地の奥に見える廃屋みたいな建物...??思わず寒気がした。
当たりだった。ご丁寧に僕(と他何組か)の名前が入り口の黒板に書かれていた。歓迎ですって。いやでもこれ...完全に廃校になった田舎の学校の跡地みたいな雰囲気醸し出してるんですが...。まじか...ここに泊まるのか...。
入ってみるが入り口には誰もいない。すみませーんと声を上げると、階段から若いお兄さんが現れた。とりあえずチェックインして、空港に行くのにタクシーを使いたい旨を伝えると、快く手続きを引き受けてくれた。よかったまともそうな人だ(建物はまともじゃないけど)。
部屋に荷物を置いて、夕食を済ませる。いやしかし廊下とか階段の感じといい、田舎の学校を再利用した感がものすごくある...。というか、やたら広い(学校くらい)のに従業員は数名(2名かな?)、客は2~3組程度というところで、この不気味な建物を持て余してる感がすごい。電気も全部はついてなくて、あの廊下の暗闇の向こうから人体模型が走ってくるんじゃないかと想像して震える。今書いてる時点でも異様な不気味さを思い出して震えてる。やべぇ所に来ちまったぜ...。
まぁ他に宿なかったしこのクレイジーな宿を楽しむしかないかなというところ。建物は全体的に汚いけど部屋自体はまぁ寝れるレベルだし、夕食もまぁまずくて食えないというわけでもなかった。夕食済ませて共同の大浴場に向かったが、やたら広い浴場を一人で占領するのはなかなか気分が良かった。いやー二度と泊まろうとは思わないけどなかなかクレイジーな体験をできてるなー面白いなーと自然と笑いが溢れてきた。
で、こんな怖い宿でやることは特にないのでとっとと就寝。寝る前に外を眺めてみると、夜の海の向こうに輝く鳴門大橋が見えました。ほう、悪くないじゃあないか。
次の日の朝。
うーんめっちゃ雨降ってる。風も強い。こりゃ飛行機飛ばないかもなぁ...。
とりあえず朝食を済ませて部屋を片付けた。タクシーがホテルの前に到着したので乗り込んでこのクレイジーなホテルともおさらば。なかなか貴重な経験でした。
運転手のおじさんといや~台風やばいっすね~飛行機飛ばないかもっすね~なんて話ながら空港に到着。いい運転手さんでした。とりあえずは空港まではたどり着けた。
台風から逃げ惑う徳島県民の図。
お土産を購入して、ラウンジへ。私が乗る予定の飛行機の一本前の飛行機が飛んだ。と思ったら、ラウンジはガラガラに。もしかしてみんな台風来ると思って早い便に振り替えたのだろうか。おれも早いのに変えればよかったかな...。
本当に誰もいない。(ラウンジは Fate/stay night 仕様でした)。
あーまずいかなこれ飛ばないかな...飛ばなかったらバス使って淡路島経由で神戸に出て、そこから新幹線かな...出費痛いけどこれなら月曜出社できるか...などと考えていましたが、なんとか予定の便のフライトが決定した模様。なお一本後の便からは欠航になりました。ギリギリセーフ!
というわけで無事東京に帰還することができました。台風やら学校の怪談やら何やらでバタバタした弾丸マチアソビ視察旅行でしたが、まぁやっぱり面白い旅だったなぁと思います。2年経ってもいろいろと思い出す印象的な場面が多くて、他と比べても刺激的な旅行だったかなと(良くも悪くもいつも刺激的な気がしなくもない)。
徳島の街全体を使った「マチ☆アソビ」というイベントは今でも続いています。本当に面白いイベントだし、徳島も辺境なりに見どころがある刺激的な場所なので、これを読んでいる皆さんにも是非一度訪れていただきたいと思います。ホテルはちゃんと選んだほうがいいです。
以上、徳島マチアソビ視察旅行記でした!2年経ってしまって情報として古いところはあるかもしれませんが、楽しんで読んでいただけたなら幸いです。
ではでは、お別れはこの曲とともに、またお会いしましょう...
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