夏の終わりに思いつきで西日本遠征してみた~青春18きっぷの旅<神戸編>~【Part 2】
青春18きっぷの旅<西日本編>2日目です。
現在地は神戸。今日は予定通りまずは北野エリアの異人館街へ向かいます。
地図↓
http://www.feel-kobe.jp/guidemap/data/kitano_1.pdf
横浜の山手や函館と同じように神戸は坂のある港町です。異人館は海と街を見渡せる「山手」に建っています。神戸駅から三ノ宮まで電車で移動したのち、徒歩で坂を上っていきます。
北野町広場に到着。魔法陣が書けそうな広場。いい中二感だ。
ここで駅で入手した朝飯をいただく。素泊まりだからね。
クロワッサンサンド。
では周辺散策開始。
1.風見鶏の館
どこかで見たことがあるのではないか。そう、遠坂時臣氏の館(モデル)である。もうなんか見るからに魔法使いが住んでそうな館じゃないですか。これは胸が熱くなるぜ!
しかし中身は大したことなかった。普通の家って感じですわ。入館料結構取るんだけどね。この辺りの異人館はどこも入館料が高すぎて全部回ろうとするととんでもない出費になる。まったく横浜を見習って欲しいものですな。市営でギャラリーとして開放するとかやったほうがいいと思った。
2.うろこの館
こちらも見事な外観の洋館です。側面がうろこのように見えるので「うろこの館」。洋館の中でも最も高い位置にあり、神戸の街から海まで見渡せるとてもよい景色を見ることができました。
その他にも好奇心をくすぐる面白い展示がたくさん。
見るからに仕掛けがありそうな銅像。
ちなみにこの庭はアサシンがギル様にフルボッコにされた遠坂邸の庭のモデルとも言われています。
うろこ。
うおおおおなんだかわからねぇが屋根に出てみたくなるぜ!
この館の持ち主の趣味がアジアだったとか。
入館料払って異人館を全て回る必要はないと思いますが、この「うろこの館」は神戸に行ったら一度は訪れておくべきかなと思いました。
3.フランス館
各館なんかしら展示はあるんですが、「フランス館」はガラスの展示がメインとなっていて実に胸熱でした。エミール・ガレとかルネ・ラリックとか。
4.イギリス館
ああちなみにイギリスとかフランスっていうのはその国の領事館として使われていたということです。イギリス館は英国の暮らしぶり、ホームズの部屋の再現などの展示がありました。
ホームズの部屋。
5.その他周辺散策
このおっさん目白にもいたような・・・
ぬこ。近づいても逃げないからアップで撮ってやった。
ぬこ。
あーこれは絶対仕掛けある(ゲーム脳)。
はい。そんなわけで神戸・北野異人館街探索終了。全体的にオサレで異国情緒溢れるいい感じの街でした。
しかしどうだろう。これまで訪れてきた街と比べると総合的な評価の面で少し劣る気もする。小樽>>>越えられない壁>>>函館=横浜山手>>>神戸といったところだろうか。特に似た雰囲気を持っていた横浜山手と比べると、山手は洋館が町の中に組み込まれ、完全に生活の中に溶け込んでいたのに対し、神戸(北野)の異人館は単なる観光スポットとして独立に存在しているという感じだった。街の呼吸を感じなかった。そういう意味で街としての総合評価で負けてしまうのだろう。まぁ横浜に勝てと言われても難しいが。
例によって廃墟となった洋館もあった。
うん。でもやっぱり神戸はいい街だったよ。港町はやはりいい。異なる文化と文化をつなぐ場所。そこで生まれるカオスに私は魅かれるのだ。
◎神戸編おまけ
午前中で神戸の探索を終えた我々は予定通り大阪へと向かう。が、その前にちょっと立ち寄りたいところがあった。三ノ宮駅からJRに乗り、西宮駅で降りる。そこからさらに徒歩で20分ほど移動。
よくある団地を突き進む。
阪急西宮駅を通過。
そして着いたのがこちら。
どこかで見たことがないだろうか。具体的には15500回くらい見たことがあるのではないだろうか。
そう、こちらは珈琲屋ドリーム。某世界を大いに盛り上げる涼宮なんとかさんの団が幾度となく会合に使っていた喫茶店であります。
西宮市が作品の舞台となっていたのですね。学校ももう少し先に行けば辿り着けるんですがさすがに遠いので諦めた。
というかFateもそうだが、神戸は結構いろんな作品の舞台になっているのですよ。綺麗な街だからね。そういう聖地巡礼的な視点で回ってみるのも非常に面白いと思います。拡張現実の時代ですわ。
かなり歩いたのでカフェオレ飲んで休憩。店内には巡礼者が置いていったと思われるフィギュアなども飾ってありました。
そしてまた来た道を戻り、西宮駅から再びJRに乗って大阪へ向かう。
というところで、[次回へ続く]
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